明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

221002

『明日、私は誰かのカノジョ』を読む。面白い。スマートフォン時代のWEB漫画を侮っていた。他者との希薄な繋がりの中(それは最早繋がりの中とは言えないのかもしれない)を生きる女性の葛藤がありありと描かれていて、読んでいて苦しくなる。お前の中にも彼女達がいるだろう?と作者から問われているようだ。見た目で好きなのはバンギャ40代の菜々美、人となりが好きになったのは価値の基準を自己と金に置く留奈だった。留奈だけは首尾一貫して自身の価値観に基づき自分を大切にすることができていて非常に魅力的に思えたのだが、TLに流れてきたツイートを読むに、ネット上での彼女の人気は極めて低いらしい。他人の意見は参考にならんなと思う。

f:id:Halprogram:20221002231034j:imageこんなんばっか撮ってるな

Twitterの相互フォロワーの墨鼠さんと会う。楽しい時間だった。クローズドなやり取りについてあれこれ言うのも何だかなと思うが、少しだけ仔細を書く。

「話したいことは特になかったけれど、会ってよかった」という旨のことを言われ、嬉しく思った。話したいことありきのコミュニケーションは、話したいことを話し終えたらそれで終わってしまいそうで、ヤリモクのセフレにされているように感じて好きではないのだけれど、個人に関心を持ってコミュニケーションを持ちかけられることは、セックスもするし次の日の朝に一緒に食事を摂ってくれるセフレのようで安心を覚える。好意的に思っている人には、こういう風に思われると嬉しいなと思った。

大阪の生活史の聞き手に応募した理由を尋ねられ、その理由や魅力を説明したところ「東京の生活史を買う」と言ってくれた。自分が良いと思ったものを相手にうまく伝えることができたようで、嬉しかった。大阪の生活史、通ってるといいな〜〜〜
f:id:Halprogram:20221002231025j:image久しぶりにLEICA Q2だけを持って外に出た

f:id:Halprogram:20221002231037j:image28mmとはいえF1.7は存外被写界深度が浅いな〜となった ちゃんと絞って撮ろうねf:id:Halprogram:20221002231041j:image同じ京都に住んでいても四条河原町周辺で利用する店が全然違ってオモロでしたf:id:Halprogram:20221002231029j:imageわたいほんまはFUDGEみたいなカッコがしたいんでっけど、悲しいもんでこの見た目では似合わんことが自分でようようわかってまっさかい、チンドン屋みたいなおべべとそれに合う髪やら態度やらで向社会的キャラメイクしとりまんねん ほいだら「容姿の印象と態度が一致してる」言われたもんで、キャラメイク成功が嬉しいやら、理想とかけ離れていることが悲しいやらで、しっちゃかめっちゃかなりましたわ

院試の結果発表の日だった 

Trash&Lemmon

Trash&Lemmon

田辺坂を登った後の茹だるような暑さの中ツイートしたのを覚えている

言えたことがないし誰に言うべきなのかもわからない

見れませんでした

2016年以前のわたしを知る人がいたら教えてください

今はそんなに嫌じゃないかも

2019年末に店に行ったら「もしかして、昔よくきてくれてた?」とおばちゃんから尋ねられて、本当にめちゃくちゃ嬉しかった 翌年からまた忘れられていた

サンマ高いよね 本当に困った

おわり