明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

230609

増田先生が書いたネット記事を読んだ。

概ね感想は上記の通りで、野菜の添加物を気にするように大衆文化がどのようなイデオロギーを背景としているかを気にしなければ、それこそ生活習慣病のようにプロパガンダに染まっていくのだろうと思わされた。しかし、なんちゅうか、一旦考えを保留するみたいなことが許されないような世相は嫌なものだわね。

職場1は今週も4年目がお休みで働きやすい!4年目のこと好きなんだがな、あの人がイニシアチブを握っている空間での立ち回りは難しく、難しいな。4年目の提案で16personalitiesで職員同士の特徴を理解しようみたいなムーブメントが生じていた。あんなもんで理解しようとするな。もっと日々の営為の中から見出した方が歪みが少ないやろうが。でもあの人は自身を含めた人のことを何も信じていないから、ああいう手軽でわかりやすいものを信じたいのだろうな。うちと4年目が揃ってINFPだというオチがついて、それはちょっとだけ面白かったが。

職場1とは別の仕事の話を院生ちゃんと別事業所の管理者と話し、褒められが生じる。うちがハイライトを選択的に話したというのもあるのだろうが。よかったです。

うちの絵が下手かどうかを確認するという流れ(言うまでもなく下手だった)から、激ヤバと院生ちゃんがうちの似顔絵を描いていた。似てますか?

f:id:Halprogram:20230610023249j:image院生ちゃん作 クレヨンしんちゃんに出てくる地獄のセールスレディってこんな感じだったよな

f:id:Halprogram:20230610023440j:image激ヤバ作 マイキーが好きな人なので最早うちの髪型というよりはマイキーに寄せているだろうと思わされた

激ヤバはうちのことをなんでもできる人だと思っていたらしく(なんで?)、あまりの絵の下手さに「そんなことある!?」と驚いていた。「どうやったらそんな下手な絵になるんですか?」と問われたので、「生まれながらに足が無い人に、どうして歩けないの?と問うているのと同じですよ」とお返事した。手先の操作は本当に無理なんだ。性行為における手指の操作は、相手の反応を見ながらやれるのでどうにかやれる。あれはコミュニケーションだから。お絵描きもコミュニケーションと思えばいけるのか?誰とのコミュニケーションなのかはよくわからんが……知覚統合って、難しすぎる。

帰りの電車で同期とバツイチと喋り、何故かプリキュアの話になる。「心理士ってプリキュア好きな人多いですよね」とバツイチ問いかけ、「プリキュアは世相を反映していますからね」と同期が答える。「xxさんは観ないんですか?」と問われたので、観ていないが先日ネットニュースで大人のプリキュアが本編に登場したと聞いて、プリキュアが少女性から自己実現の象徴へと移行したんだなあと感慨深く思った旨と、登場人物が抱える葛藤が同期の言うように世相を反映したイデオロギーとなっていることは先のニュースからも推察が可能で、非常に興味深いですね、みたいなことを言った。バツイチからプリキュア社会学者みたいですね、とちょっぴりバカにされてしまった。会話における一回の発話量が多過ぎるわね。相手をもっと信用しないといけない。

共産党のプール撮影会の件が、アプローチこそめちゃくちゃなものの、まあまあ了解可能な主張であり、とはいうもののアプローチがめちゃくちゃ過ぎるので中々擁護しづらい感じになっていた。

いすくらさんは良識のある共産主義者なので信頼している

普通にね、堂々とジュニアアイドルの撮影会をやるのはよくないと思うんだよな。ひっそりやりゃいいということでもないが。しかし、男女不問でティーンエイジャーにはティーンエイジャーの美しさがあり、裸体に近い姿を収めたいという気持ちはかなり理解できてしまい、うちってロリショタコンプレックスなんかなあ?という不安が生じてきた。セックスがしたい!とかではないのだが、性欲スペクトラムと言われてしまうと絶対に違うとは言えない気がするんだよな。まあそのあたりは良識と擦り合わせてどのように表出させるかが大事なのだろうが。

交際の報告をした友達から電話がかかってくる。近況報告とか、入管法改正の是非とか、そういう話をした。彼は保守的な思想の持ち主で、大意として「制度の悪用をこれ以上許しては自分やその周辺の生活も脅かされ得る」ということを主張していた。一方でうちは「制度の悪用と人権のどちらを重く見るべきかは火を見るよりも明らかで、変えるべきは悪用された場合の善後策だろう」という反論をした。なんというか、彼は自身の周辺の生活を守ろうとしていて、わたしは隣人の生活を守りたいのだと思った。彼は『寄生獣』を引いて、「手の届く範囲しか守れない」というようなことを言っていた。「それはそうだが、手の伸ばし方があるだろう」というような反論をした。話は平行線を辿ったが、険悪な雰囲気になることはなかった。彼は保守的だがネトウヨのようにトチ狂ったことは言わない真っ当な右翼で、うちもうちでトンチキ左翼ではないはずで、其々が社会をより良くしていく為に考えて喋っているということを感じられたからだ。イデオロギーは噛み合わないが、それはそれとして友人であることは可能で、彼と過ごした時間は色褪せない。

なんか公認心理師試験の合格発表があったらしい。うちは去年厚生労働省が発表した隙間世代の救済措置の対象になっていたにも拘らず、サイトに記載されていない条件で後出し対象外とされてしまった為、公認心理師資格に対してそれなりに複雑な思いを抱いており、厚労省のことはめちゃくちゃに憎んでいる。合格者の皆様におかれましては国家の犬として医師の下請けとしてバリバリ働いていただければと思います泣

おばあちゃんが作ったポテサラを食べて、好きな人と喋って眠る。

おわり