うっすら体調に優れず仕事を休んだ。普通に続ける職場だったら休まなかっただろうが、どうしようもなく気持ち悪くて欠勤とした。元交際相手も仕事にあまり手がつかなかったようで、昼過ぎに一度散歩に出た。
昨日の夜、眠る前にたくさん話をした。何も癒えていないし、あまり寝つけなかった。じめっとしていて、一向に乾かない。
光のセックスがしたいな。闇のセックスはもういい。しばらくセックスをしていない。性欲というよりは、性器で繋がる安心感がほしい。それでしか得られない安心がある。うちは何歳までこんなこと言うてるんやろな。
打越正行が亡くなった。『ヤンキーと地元』の増補版や、『調査する人生』がつい最近出たばかりだというのに。増補版の『ヤンキーと地元』では、岸政彦が『打越正行という希望』という題であとがきを書いていたが、岸さんはどんな思いであれを書いたんやろな。何も知らなかったわけではなかろうて。増補版、買うかあ。根性と知性と優しさのミルフィーユというか、そういう人となりを感じる文章を書く人だった。社会学については門外漢だけれど、ああいう研究がそう簡単にできるものでないことはわかる。ほんまに、残念で仕方がない。
おわり