明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

221218

ウエストランドが勝った。「M-1のアナザーストーリーはマジで気持ち悪い」みたいなことを井口がネタ中に言っていて、それ自体はまったくもってその通りだと思うのだけれど、ちんちんの写真を売られた人が最も大きい漫才の賞レースで優勝するって、その活躍自体に物語性があるよなと思わされた。「自分の人生なんですけど初めて主役になれた気がしました」だなんて、アナザーストーリーが大喜びしそうなコメントまで残しちゃって。

何となく、M-1の優勝者というのは世相を反映しているように思う。錦鯉は人を傷つけないお笑いのような潮流に乗りつつも、その限界を示すかのようにまさのりがしばかれ続けていた。ウエストランドはそういった潮流に対するカウンターで、「お笑いって本来こうだったよね」というのを思い出させてくれるような、そんな印象を持った。

お笑い分析する奴はきしょいよな。せやんな。堪忍ね。犬派先生らとTwitterのスペースでああでもないこうでもないいうようなお話ができて楽しかった。寝るか。

おわり