明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

230319

眠る前に監督と喋った。さっきまで会っていた人がうちの後輩に似ているが、それが誰か思い出せずに気になっているらしい。どうにか手掛かりを集めてその像に対する推論を重ねたところ、うちが会ったこともない2個上の先輩に似た人だった。時間を返せと思った。かまへんけどな。

この前デルタ行った時に、まあええやろ思ってマスクを小一時間程外して以降、花粉症が酷い。鼻水と目の痒みが止まらず、果てには頭痛もする。発熱は無いのでコロ助や風邪とも違うのだろう。ただただ、しんどい。

祖父の墓参りに行った。「あんたお墓の場所覚えてるか?」言われて「何遍来てると思ってるねな!」と憤りボケをしたものの、まあでも20回は行ってないだろうな。年に数回しか寄らない場所の位置関係、よう覚えてたなという気もする。榊みたいな葉っぱ(しきみって言うらしい、おばあちゃんに教えてもらった)を備えていたら父親が来て一瞬で表情が曇ってしまった。「よう」みたいに言われたので「こんにちは」と言ってその場を去った。予定を合わせたわけでもないのに、こんなことってあるんだな。おばあちゃんから聞いたが、父親はわたしが家を出てからの間に市から何らかの賞を貰ったらしい。ご立派なことで。そんなご立派な父親の子なんざやってられんで〜いうようなこと言うたら、おばあちゃんにやんわり嗜められた。まああんたは立場上もそうやけど年代的にもそういう考えになるわな。「頭の古いばあさんやな!」と笑いながら返事をして、その話はそこで終わった。

じいちゃんが死んだのが4年前の春で、「一緒にどんどん橋の桜を見に散歩へ行こう」と誘っていたが、満開を待っている間に倒れて入院してしまい、そのまま亡くなってしまった。入院したてでまだ喋れていた頃に「一緒に観に行く言うてたんにすまんなあ」と言われて、「いやいや、また行ったらええやんか」と返事して、じいちゃんが寝ていた間に撮ってきた桜の写真を一緒に見た。そうは言っても、じいちゃんも死ぬのはわかっていただろうから、「孫から死に際の気遣いされとるな〜」みたいなことを思っていたのだろうか。墓参りの帰りに、おばあちゃんとその桜を見た。咲き頃が早い木ではあるが、まだ満開とは言えなかった。f:id:Halprogram:20230319181748j:image

晩に誕生日やったからいうて鯛の塩焼き出してもろた。気持ちだけでええねで言うてんけどな。嬉しかったです。

おわり