明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

220318

出勤前にドカ食いの波動を感じていたのが、通勤電車の中で空腹感はそのままにスッ…と食欲が消えてしまい、本日の食事はタピオカ入りチョコレートミルクのLサイズのみとなった。ご飯は食べた方がいい。

防疫重点措置措置の解除が目前となり、基礎疾患持ちの先輩がバイト先に帰ってきた。この先輩が厄介で、仕事はできるしいい人なのだが、めちゃくちゃセクハラをしてくる。わたしと先輩が肉体関係にあることを示唆するような言動を行うことを楽しんでいる。これが本当に困る。セクハラが腹立たしいことと別で、性的な価値を見出されることを喜んでしまっている自分がいて、そのことに悲しくなる。目の前にいるこの人にこいつは欲情し、肉体を貪り、淫らな姿を晒し、絶頂を迎え、愛を囁いたのだろうと聴衆に想像されることは屈辱的なのに、性的な価値がある人間だと認められる承認が他に代え難い。

性的に求めてくれる人は、刹那的ではあるが、その間だけはわたしだけを見てくれているかのように振る舞ってくれる。それが嬉しくて、わたしなりにより多くの人に性的に求めてもらえるような振る舞いを覚え、特別惹かれる人でなくとも関係を持つような人間になってしまった。この先輩とは本当に関係を持っていないが、セクハラを批判する際に、「わたしとは肉体関係にないのだから、そのようなことを言うのであれば肉体関係を持ってからにしてください!」と言った。これでは、あなたがその気になれば性交渉に応じますよと言っているようなものである。わたしから押す気はさらさらないけれど、この人から押してきたらわたしは断れないかもしれない。こんなことをしていたら、本当に大切にしてくれる人や、大切にしたい人と関係を持つことができなくなってしまう。本心ではそれを望んでいないにも拘らず、咄嗟の受け答えはセクシャルなコードをより確かなものにしようとしてしまっている。

今後セクハラ先輩に押されることがあったとして、断ることができるだろうか。なるようにしかならない。とりあえずセックスがしたいだけの人はわたしを押せば簡単にできます。押さないでくださいね。ドリフ的な意味でなく、本当に。

おわり