明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

220710

夕方まで、適当に起きたり寝たりをする。

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京都では自民と立民が通り、積極的に支持しているわけではないけれど、共産が通らなかったのは残念だった。それでも維新が通るよりは何倍もマシなので、頼むぞ福山哲郎……!という感じですね。維新に侵食されたらいよいよ京都も終わりか?という感じがするので。

それにしても、TwitterのTLは政治的信条によって構築されたものではないにも拘らず自民を支持する声が殆ど見られず、20〜30代のわたしと同じくらいの年齢層の人達は現政権を見限っているのだなあと思っていたのに、それでも自民が圧勝するのだからやるせ無い。TwitterTwitterでしかない、狭い社会であると思わされる。希望、持たれへんよなあ。f:id:Halprogram:20220710225604j:image

選挙とは別で、安倍晋三をやたらに賛美する記事やツイートが目についてげんなりする。長年に渡って日本の顔であったことを、リーダーシップがあったとそのままに受け取っているのだろうか。外交が評価されるべき点であることは理解できるが、そこがまた日本人の欧米コンプレックスにつけ込んでいるような気がして、もう!となる。パッと思い出せる範囲でも、オリンピックに消費税にコロナ対応に普天間基地に森友加計に桜を見る会と、手放しで誉めるには無視し難い点が沢山あるにも拘らず、この様相だ。

院生の頃に学科の講師が突然死した。指導に熱心でゼミ生から好まれていたことと別で、量的研究に固執する傾向があり、質的研究を行う上で副査で氏に当たると大外れというのが院生の間では通説だった。氏の指導を受けた先輩の話を聞く度に、それはどうなの?と思わされていた。氏のお別れ会の後に、「なんか、死んで全部チャラみたいになってますけど、あの指導は普通にダメでしたよね?」とその先輩に尋ねると、「それは……せやな」と笑っていた。

罪とまで言うと大袈裟になる場合が殆どだろうが、故人を偲ぶ際に功罪の功ばかりに光を当てるのは、それはそれで失礼なことのような気がしてならない。白も黒もないまぜになった総体がその人なのだから、死化粧は棺桶の中だけにしておくのが誠実だろう。
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どうしようもない1日を長風呂で取り返そうとする。ナカコーのTextureシリーズをシャッフル再生し、Kindleで本を読む。浴槽の縁にはポカリスエット。これがうちの最高の娯楽です。助けてください。非正規雇用を一掃するって、あれは嘘だったんですか?もう!

おわり