明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

思い出キャラメル(冬のうす味)

・去年の今頃、歳下上司にゃんの態度が軟化していてうちに鬼媚びしてくれていた頃、土曜の出勤前にドンキでメルティキッスを買ってみんなに配っていた。「フードシェアは仲良くなる為に非常に有効」とB1の概論で言っていた先生が卒業式後の謝恩会でも同じことを言っていた。歳下上司にゃんは「ありがとうございます!メルティ生活ですね」と言っていた。麗しい日々は溶けてなくなった。

・事業所1の退勤間際に歳下上司にゃんから過呼吸でどうしたらいいかわからないと電話があり、コンビニで温かいお茶とビニール袋を買い、クソ寒い中小走りで駅まで迎えに行き、大変ですね〜頑張りましたね〜って話しかけながら弊事業所まで連れて行き、引き続きウンウン相槌を打つサビ残があった。これで半年後に虐められるねんから、わからんもんやね。

・去年のクリスマスはケーキを買って行って事業所2のみんなで食べた。うち、甲斐甲斐しいな。1人欠勤が出て1個余らせてしまったので、歳下上司にゃんが選ぼうか迷っていたチョコが残るように工作し、残ったものをみんなで分けましょう!と言ったら「生活さん、私がチョコか苺ショートで迷ってたの見てチョコを残しましたよね。そういう気遣いをする人って、知ってますよ」と後でこっそり言われて「知りまへんなあ……」とお返事をした。うちの冬の思い出、この人しかあらへんのか?

・B2のクリスマス、サークルで謎にタスクを課されまくって不貞腐れていたので、タスクの一つである自主映画のDVDBOXを作る為にBOX泊をした。エンコードさえ終わればサクサク書き出しは進むものの、ディスクを逐一入れ替えなければならないが故に長時間パソコンから離れられず、中々着手できずにいた工程だったが、孤独を味わうにはちょうど良いと思いそのようにした。近所の本屋で続きが読めていなかった漫画を最後まで買って夜通し読みながら作業をした。Doleのオレンジジュースを山程飲んだ。

・高3の12月上旬、友達の家でカルピス鍋をした。カルピス鍋というものがあるらしいという、それだけの理由だった。友達の親、よく嫌な顔をせずに鍋を貸してくれたなと思う。鍋はカルピスの原液でつくるべきところをカルピスウォーターでつくってしまったので、不味いことこの上なかった。

・B3の冬、BOX泊をして友達とトレインスポッティングを見て、やよい軒で朝食を摂って解散した。もっと書こうかと思ったが、うす味なのでここまでしか書けない。

HUNTER×HUNTERの27巻がいつだったかのクリスマスに刊行されて、それを買いに朝一で枚方アニメイトまで行った。アニメイトである必要は特になかったが、クリスマスにアニメイトに行くってやばwwwみたいな中学生の根性があったように思う。

・B4の年明け、多少喋る機会こそあれどそこまで仲がいいわけでもなかったB1の後輩に誘われてご飯を食べた。「生活さんってご飯食べるのかな〜って気になっていたんですよね。食べてる印象がなくて。でも一緒に食べて理由がわかりました!一口が小さいんですよ!」と言われ、わたしは一口が小さいんだなあと感じた。彼女にに「大きい口でいっぱい食べて!」ってお願いしたらいっぱい食べてくれて嬉しかった。その後、四条寺町のマクドで終電ギリギリまでお喋りの相手になってもらった。

・高2の2月頃だったか、吹奏楽部の演奏会を当時好きだった人と聴きに行った。通学の電車は逆方向だったので、隣の席に座って肩や足が触れながら揺られることに新鮮にドキドキしていた。

・B3の大晦日、先輩の家で蕎麦の早食い対決をして優勝した。規定量の蕎麦を食べさえすれば勝ちというルールだったので、口に麺汁を含んだ状態で茹で上がった蕎麦をどんどん放り込む作戦(食べ物で遊ぶのはよくないよ)で圧勝した。かなり過酷なゲームだったので、優勝したわたしが大会の主催者を一発だけ殴っていいことになり、力の限り殴った。少林寺拳法を習っていた頃、「お前の拳は凶器だから、易々とふるってはいけないよ」と先生に教わったのが過ったが、憤りの前には小指の甘皮程の効力も持たなかった。

あんまうす味じゃないのも混ざっちゃったな

おわり