明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

230120

写真を撮るぞ!の機運が高まっている。好きな人2人と遊びながら写真を撮る約束を取り付けた。1人は前に撮らせてもらったときにすごく嬉しい感想をくれた人で、もう1人は最近自分にとってアツい人。どちらもいい写真になるといい。

振られから2ヶ月くらい経ったのだろうか。虚しさや寂しさが、消えこそしないものの随分と軽くなった。好意から可能な範囲で相手に合わせようとしていたことに無理があって、それによって相手に無理をさせていたのだとふと思い至った。人のことを好きなだけではダメなんだね。

3年目が不要な彼氏を振れてなくて、思わず笑ってしまった。あんた先週は振る気満々やったのに。「振りたいのに振れない、嫌な人になれない」みたいなことを言っていて、その態度が既にめちゃくちゃ嫌な人ですよというような話をした。この人は世間一般で標準とされるそれとは異なるものを持っていて、そのことを認めながらも世間一般とされるものと迎合しようとして、そういった姿勢は自尊感情の乏しさに起因していて、少しでも世間一般とされるものに近づこうとして、それでも顔を覗かせる我のようなものがあり、そこがとても愛おしく面白いのだけれど、なんだろうな。無益な時間を主体的に楽しむのではなく、消極的にそうせざるを得ないことを味と思おうとしている感じ、それが本当に見ていて辛い。それらをギュッと縮めて、我に蓋をするのは下手なのに可能性に蓋をするのは上手ですね〜みたいなことを言ったら「確かに!」と言われた。悪意なく足を踏まれて、「ごめんなさい!」と謝られたので「足踏まれるのよりも他に謝ってほしいことがいくらでもあるんで全然大丈夫ですよ!」言うたら「悪口言うのが本当に上手ですね!」と褒められた。別れ際になんとなく手を振ったら、手を振り返された。この人から手を振り返されるのは初めてのことで、素朴に嬉しかった。あとはなんだ、スラムダンクの三井が好きだと言っていた。好きな漫画を問われたので、好きなものの中でも有名なものを答えようと岡崎京子BLEACHを挙げたら「ぽいわ〜スポーツ青春系とか読まなさそう」と変な角度で斬られた。斬るな、うちの社会性を。

おわり