明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

230413

夢を見た。修士論文に行き詰まって、朝一番の電車に乗って海を見に行った。三条で京阪から乗り換える。三条から海に繋がる電車など無いというのに。伊根のような、網野のような、B3の撮影合宿で訪れた琵琶湖の辺りのような、そういう雰囲気のある景観。この後仕事があるからと、LEICAのカメラを持ってこなかったことを後悔する。寂れた街並の中、一人佇んでいた女性が堤防から走って海に飛び込む。大丈夫か?と思い覗き込むと、彼女が着ていた彩度の低いブラウンのワンピースが浮かび上がり、遅れて女性のシルエットが見えてくる。仰向けになり浮かぶ彼女はケラケラと笑っていて、色の白い胸部と腹部が太陽光と水の反射で眩しい。美しさに見惚れる刹那、巨大な土塊の鯰が彼女を飲み込む。海は干上がり、大きく盛り上がった土が底にあった。

ツーブロック部分が伸びたので適当な床屋で刈り上げる。美容師の技ありグラデーションを均一に刈られるのは間男に抱かれているようで背徳感がある。頭が軽くなった。

今日は仕事中に本を読むことが難しかった。信田さよ子の『カウンセラーは何を見ているか』を少しずつ読む。大先生にも初学者の頃があったんだよなあと、それだけのことに勇気づけられる。本当にさわりの部分しか読めておらず、信田せんせの初バイトが精神科の病棟やったというくらいのことしか頭に入っていない。しかし、この本のスキャンをかなり適当にやった覚えがあり、後半のページがまともに読めるか怪しいんだよな。

ボスのところの新人、グリーン(2週続けて別のグリーンのカーディガンを着ていた為、みかんとポケモンピチューが好きらしい)にピカチュウのイラストを描くように言われたのでそのようにしたら犬っぽいと言われた。昔のピカチュウっぽかったからか、はたまた普通に絵が下手なのか、あるいはその両方か。

おわり