明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

230513

長谷川レイニーさんと会った。

この人のTwitterアカウントを初めて目にしたのが2017か18年頃で、少なく見積もっても5年程経つか。サイトに感想のメッセージを送ったら、「いつかあなたの話をお聞かせください」的なお返事をいただき、その後何度かの連絡を経てようやく、お会いする機会を持つことができた。こちらの外見的特徴を事前にお伝えしていたら、待ち合わせ場所にて一発で見つけてもらうことができた。わたしのTwitterアカウント等を見て男の娘だと思われていたようで、れっきとしたエロい人妻ですということをお伝えした。

3時間半程だろうか、喫茶店でお喋りをした。漫画に登場する若い頃の、あるいはモノローグの長谷川さんからは厳しいことを言いそうな雰囲気を読み取ることもできなくはないが、現在の日々を描いた作品では穏やかな人となりが滲み出ており、実際に目の前に現れた長谷川さんはそのような印象と違わない存在だった。漫画を通して感じたことを投げかけ、それに関連した長谷川さんの思い出話を聞かせてもらうような流れで会話が展開していったように思う。漫画に描かれた、ありふれた奇跡とでも言うような出来事をひたむきに手繰り寄せた人間が目の前にいることの途方もなさに圧倒され、感慨深く思った。マキタ、オズ先輩、奥崎、ぴくちゃん、さみだれちゃんらの写真を見せてもらった際には、本当に嬉しくてニコニコしていたように思う。

大学生の頃に撮った写真を見てもらい、思い入れ深い人とのエピソードについて話したら、「初期の浅野いにおみたいなことやってるね」「俺が大学生の頃に知り合ってたら嫌いだっただろうなあ」といった旨のことを言われ、笑いあった。また次の機会には別の人の話も聞いてもらいたいものだわね。

長谷川さんが現在のTwitterアカウントを運用するようになって初めてのオフ会だったこと、楽しい時間だったと言ってもらえたこと、とても嬉しかった。Twitterとhatenablogがなければ今日という日はなかっただろう。インターネットをやっていてよかった。

おわり