明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

230527

監督と喋った。釣りバカ日誌12(13だったかもしれない)で浜崎伝助が「コンドームくださ〜い」と言いながら入店するが、マドンナ役(名前が思い出せない、サンタフェの人)が店にいた為、「この辺りって近藤勇がよく来ていたんだっけ?」と誤魔化す、というシーンを確認する為にビデオをレンタルしたという話をしていた。

あとはなんだ、監督が住んでいる地方は文化資本に乏しいみたいな話とかか。本気の田舎は文化的イベントの目的がコミュニティの維持にあり、文化それ自体への関心に乏しいらしい。映画の上映会があっても、製作陣への質疑の内容は「撮影に何日かかったか」「次回作の予定はあるか」といった義務的なものであり、作品のディテールや演出意図を問うようなものは皆無らしい。監督はそういうのが普通の人だと言っていた。それが普通なの!?「それじゃあ、あたしは普通の人じゃないことになるじゃないの!」と言ったら、「曲がりなりにも学生時代に自主映画を撮るサークルに所属していて、今も写真撮って文を書くの趣味にしてる奴は普通じゃねえよ」と言われた。普通への強い憧れがあるので、やだ〜泣になった。

共通の知人が方々から見限られているという話にもなり、悲しかった。ちょっとおかしな人だとは思っていたが、学生時分はそのちょっとしたおかしさが同じ学生という肩書きからは大きく気にはならなかったのだ。まあ、しゃあないわな。

ポケモンピカチュウバージョンで少し遊ぶ。そんなにやりたかったわけではないが、なんというか、ここしばらくの思考の偏り?みたいなものを整理したかった。BLEACHの感想文を書こうかとも思ったのだが、それはいまひとつ捗らなかった。

好きな人と今日もお喋り。楽しいが、浮き足立ってしまっている自分に少し不安を覚える。こういうものなのだろうか。

おわり