明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

240418

恋人の言動にまた機嫌を損ねてしまった。意味と連続性(恋人はうちの思考形態をそう呼ぶ)の世界においては、恋人は時折思いやりに欠けているように思えることがある。そういったことを伝えてしまった。伝えざるを得ないのだが。仕切り直して一緒にやっていこうという前提を覆されたようで、本当に悲しかったのだから。

一方で、この狭い部屋において意味と連続性は効力を失い、文脈を無視して言葉自体を受け取ろうという規範を破ってしまったのはこちら側だ。この規範には無理があるのだろうか。どうすれば一緒にいれるだろうか。

実家での生活は情緒的営為の連続だったので、今の生活もまあこんなものだろうという手応えがあったのだが、恋人はそういった生活に大変疲弊しているようだ。想定していた生活が全然違う。システムを回すのが生活だとは思っていなかった。どちらも正しく、どちらもやらねばならないのだろう。

おわり