通院美容室大澤増田対談KYOTOGRAPHIEの為に、一時帰洛する。しかし、京都に帰ることを帰京と言えないのは直感に反するな。東の京都やいうのに、京そのものであるかのように振る舞わはる堂々とした姿勢は見習わなあきまへんな。
京都に着いて思ったのが、ものすごく落ち着く。そらそうか。祖母の家にあがり、夕飯をいただく。多い。おいしい。祖母に荷物を届けに来た母親とも顔を合わせた。
テレビで阪神タイガースの試合を観た。日本シリーズ以来か。大山の今季初ホームラン、中野のタイムリー、門別の登板も見れた。いい試合だったな。
この家で観た阪神の試合で印象に残っているものは二つある。一つは、能見のリリーフ転向の契機となった先発で6失点したカープ戦。祖父が存命で、天ぷらを食べビールを飲みながら一緒に観たのを覚えている。もう一つは、原口が大腸癌から復帰してタイムリーを放った試合。確かロッテとの交流戦だったと思う。おばあちゃんと観て、帰りに子宮を全摘した入院中の母親にすごい試合だったと伝えた。母親は乳癌をやっていて、寛解こそしたものの全摘もその影響でのことだったので、原口を母親とパラフレーズさせるように言ったのだった。
祖母の家に、『BLEACH』の原画展の図録が届いていたのでそれを読む。Twitterに感想を書いた箇所が、原画展で「あそこで読者を篩にかけた」みたいなコメントを添えて展示されていて大喜びしたのが2年前か。今読んでも嬉しいね。
久保帯人『BLEACH 生誕20周年企画 BLEACH EX. BLEACH EX.公式図録 THE BLACK BROCHURE』173頁
BLEACHは、時折文字情報の一切を排した上で細やかな動作をつぶさに描き、スローモーションと静寂を映像的に表現することがある。特に印象的なのは、『THE LOST2』で、銀城と一護の戦いが決着を迎えるシーン。クロス・オブ・スキャッフォルドを振り下ろしてから銀城が倒れるまでが無音で描かれている。
— 明るい生活 (@soyjoyoic) February 8, 2022
恋人とうちの家に恋人の母親が泊まることに。なんかな、文句は言いづらいがなんだかなと思う。なんだかなと思う旨は恋人に伝えた。恋人は医師からも一時的な実家帰還を提案されたらしい。そんなに経済的なメリットがあるのだろうか、よくわからない。恋人側の人達は皆システムの観点に立って喋るので少し参る。恋人はうちの主治医に対して手紙を書いていた。今度の通院時に医師と一緒に読むことになるのだろうか。
眠る前に友達と喋った。共同親権批判や、今思い出さなければ一生思い出すことがなさそうな大学の人に思いを馳せる遊び等を行う。意味と連続性の時間だった。
おわり