明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

240422

Twitterを始めて今日で11年になるらしい。11年もの間、特に燃えることもなく、かと言って誰からも相手にされないわけでもなく、同一の個人としてネット上であれたのはまあええことなんちゃうやろか。しかし、うちはいつまでTwitterをやるんやろな。

f:id:Halprogram:20240423012826j:imageこの画像を添えたツイートを小学校の同級生がふぁぼっていて、11年って赤子が小5になる年月か〜となった 11年って怖いね

父方の祖母に会いに行く。父親が手紙に書く位なので相当ガタが来ているのかと思いきや、かなりピンピンしていて拍子抜けした。うちに家父長制の呪縛をかけた存在の一であったが、「今はそんな時代じゃないから、健康でいて、好きにしたらいいから」と言われる。今更なんやねん。うちはこの憎くてたまらんかった年寄りを許さなあかんのか。何を思えばいいか、わからなかった。この人はうちが大学を出て以降、院進しても就労しても大学生であると勘違いするという天丼を8年ほど続けていたが、今日はうちの近況をかなり正確に把握していることが伝わってくる発言を連発していて、思わず笑ってしまった。思い出話を少しして、また会いましょうと伝えて握手した。これで良かったんやろか。人は老いると子供に還る。

父方祖母相手に乱れた感情を整えるべく友人と会う計画を立てていたが、相手都合でキャンセルとなり、京都の北の方をふらふらと歩く。京都はどこを歩いても、ここは誰それと○○をしたところだとか、あそこは元ピが住んでたアパートだとか、そういうのがある。そういうのがある街に居続けるのはどうなんだとも思ったが、心地よくメソメソしてしまっている自分がいた。情けない。

美容師がよく撮っているモデルのtsumiさんの個展があり、夕方頃にアトリエへ向かう。美容師から写真を見せてもらったり、話を聞いたりしていたことで、単に容貌だけでなく人となりに興味関心を持って展示を見ることができた。BBDの人がセルフィーフォトグラファーやモデルとして活動していることを、自分探しの旅と称していたことがとても印象深かった。興味深い話を沢山聞かせてもらった。展示されていた写真はInstagramで目にするような整った写真ばかりではないが、形容し難い力を持ったものが並んでいた。教科書通りの写真ではないが、不思議と魅力を感じるそれだ。こういうのを、いい写真というのだろう。他にお客さんがいないタイミングだったので、少し写真も撮らせてもらった。また撮らせてもらう機会があるといい。

f:id:Halprogram:20240423013917j:imagef:id:Halprogram:20240423013920j:imagef:id:Halprogram:20240423013913j:image

フィルムの現像待ちの間に、北大路ビブレ周辺で恋人と電話で話す。塔を建てる作業の過程で「何も考えずに指示通りにやってたらいいから!」と言われそのようにしていたのが、「やっぱり自分で考えてテキパキやって!」と言われ、終いには「この塔はダメだから壊そう!いつか私は戻ってくるかもしれないけれど、君は跡地に残っても他のところに行ってもいいからね。もし一緒になったらまた塔を建てよう!」と告げられたような感じで、考える力が削がれたうちは跡地で立ち尽くすしかできないよ〜というような話になった。流石にそのような状態からは持ち直したが、あまりいい感じとは言えない。こちらが相手の手落ちから悪意を見出そうとしてしまったのも良くなかった。余裕がない。離れて暮らしたら余裕を形成することができると思う。できないと困る。そうしている間にも連帯はし続けていたい。でないと寂しい。

な〜んかナーバスな1日やったな。京都市交通局の松賀咲のイラストは異様に短いスカートが捲れていて気色悪い。「これ、見えて大丈夫なやつなんでw」みたいな言い訳を用意してる感じが透けて見えるのも気色悪い。スカートが短いのは仕方ないにしても、中まで見えてる必要はないだろう。食欲が出ず、夕飯も殆ど食べれなかった。眠る前に根性で放り込んだ。おいしいが、お米は食べれなかった。おばあちゃんごめん。NIKON1 AW1はこれまでISO160-800のオートを使っていたが、フラッシュガン焚きの使い方なら160固定で良くね?と思いそのようにしたところ、画質が大幅に向上。やってみるもんやね。

おわり