明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

220331

昨日何も食べなかった反動か、通勤中に寿司の波動を感じ、気付けば大起水産にいた。タコがネタ切れしていたのか、一切流れてこなかったので会計が2500円以下で済んだ。おれは無限タコ食い人間なので。

バイト先で、専門職冥利に尽きる出来事があった。よかった。

今年度で異動になる上司にお菓子を買った。アンテノールの1番安いもので済ませた。値段は調べないでくださいね〜と言って渡した。退勤間際の30分で、上司の希望で他愛無い話をする時間を取った。上司について、子供っぽい純真無垢さがあるな、と思わされた。「どのようにして他者の変化に気づいているのか?」と問われ、粘土のような仮固定的(千葉雅也の『現代思想入門』で覚えた言葉だ。バカなのですぐにそういうのを真似る)他者像を自身の内側に持ち、それと現実の他者を重ねた際に見えるズレが変化で、恒常的にズレているようであれば内なる他者像の形を変える、粘土のように、と説明し、得心してもらうことができた。彼のことは特別好きではなかったが、少しだけ好印象を持った。

出勤までに時間の余裕があり、本屋で『愛と欲望の雑談』(岸政彦,雨宮まみ 2016)を買った。わたしの仕事は、精神障害のある子供に勉強を教えることだ。その中で、中高生向けの読解教材として、程よい内容のテキストに思えたので自費で購入した。この本を買うのはこれで3度目になる。1度目は自分用に、2度目は大学院の先輩が雨宮まみのファンだと言っていたので岸政彦のファンとして誕生日プレゼントに購入した。冒頭の3人の雨宮まみの話がフロイトの精神機能とぴったり符合したり、不倫をした方が人生に厚みが出るというような話があったことが印象に残っている。

腰が痛い。サロンパスを貼り、全身臭々人間になっている。地震がきた、震度4。本棚が崩れなくてよかった。

f:id:Halprogram:20220331234138j:image2021年3月31日 iPhone11

おわり