明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

220412

デエビゴ無しの睡眠が板についてきた。断続的かつ合計5時間程度ではあるが、朝の疲労回復度が格段に上がった。予断は許さないが、これは大きな進歩だ。次の診察ではこのことを医師に話そうと思う。

朝には王将のドカ食いテイクアウトをすると決めていたのが、昼になって食欲が消え、お茶を啜ることで辛うじて存えた。このところ、1日2食の生活が定着しつつあったのが、直近1週間では0食の日も増えつつある。一進一退とは、こういう状態のことを言うのだろう。焦りは禁物とはよく言うが、焦るでほんま。

友保隼平のnoteが面白い。

面白いが、ここに来て急に彼の面白さがバズっていることが不思議で仕方がない。尤も、金属バットは最早それなりに売れている部類に入る芸人なので、今更バズっていると表現するのも妙なものだが。それでも、彼らがテレビやM-1で見せている面ではスポイルされているような、色気がギュッと濃縮されているような気がして、それが周知されるのが今更かよ、というような古参気取りをさせていただいている。

芸人とは不思議なもので、面白ければ売れるというものではない。以前、三浦マイルド主催の寄席でマイルド軍団の一員として出演していたPOØPY藤原というピン芸人のネタを見たが、腹が捩れる程に面白かった。彼の面白さの一つの極北が"大学出たうんこ"というネタである。

友保曰く、「100人見たら98人笑わなくて1人大爆笑で1人鬱病から治る」というネタらしいが、わたしはこれでとにかく笑った。しかし、世間一般にPOØPY藤原の名前が轟いているかというと、そうとは言い難いのが現状だ。こんなにも面白いのに、POØPY藤原は世間的には売れず、ようわからんリズムネタやら、薄いあるあるネタでブレイクする芸人がいる。芸人で食べていくには、面白いだけでは足りないらしい。それでも、POØPY藤原は40歳を過ぎてもシスターの衣装で本当にしょうもないことを叫びながら舞台狭しと暴れ回る。この姿にどうしようもなく救われるのだ。POØPY藤原が日の目を見る日が来なかったとしても、わたしは彼のことを忘れないだろう。

好きな方の祖父の命日が4月8日で、そのことをすっかり失念していた。不義理な孫で堪忍ね。おばあちゃんに後で電話をかけよう。祖父が存命の間に気狂いにならなくて、本当によかった。おばあちゃんには心配をかけている。ごめん。

出演作に関する諸々を覚えておく為に、ブログ記事を書いた。どのように書き進めたものか、悩んでいる。兎角落ち込んでいたことしか記憶になく、何故落ち込んでいたのかさえ今ひとつはっきりと思い出せない。当時はあんなにも苦しい思いをしていたにも拘らず、である。個人的な歴史の一部としては勿論、作品自体に対して思うところについても綴れたらなと思う。観てもらう手段が無いのが惜しい。

記事公開にあたって、出演作の監督と連絡を取った。半年振りくらいか。前回は獄頣鳴鳴篇の感想を求められて電話を受けたが、通信状況が悪く1分も話すことができなかった。大学入学時に知り合ったので、この人との付き合いも10年目になる。10年というと、わたしの半生の大体1/3を占めていて、それが直近の10年で、大学入学が10年前で、随分遠くまで来たなあと思わされる。

監督にこのブログのURLを送り、明るい生活というのはインターネットでの名前で…と説明したところ、「知ってるよ笑」と返された。別に隠していたわけでもなければ、相互フォロワーなので知られていても全くおかしくはないのだが、SNSを積極的に利用する人ではない印象だったので、素朴に驚かされた。何年か前に、わたしがゆるめるモ!のファンであることを監督が覚えていたので、よく覚えてますね、と言ったら、「それくらいのことは覚えてるわ バカにしてんのか」と怒られたことがあった。わたしは自身に関心が向けられていることへの感動を表明していたのだけれど、監督からすると知性を信頼されていないように映ったのだろう。怒られこそしたが、嬉しかった。

iPhone11で最後のスナップを撮った。オレンジ色の花が咲いていたので、それを収めた。ありがとう、iPhone11。

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iPhoneのバックアップを取り、眠る。

明日はまこと会う。その前にiPhoneを買い替え、可能であればビックカメラに寄り、ハンドストラップとロモを買いたい。

おわり