明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

220428

母方の祖父母とマクドへ行き、ビッグマクドと醤油ラーメンをテイクアウトする夢を見た。祖父母とマクドへ行ったことは一度もなかったはずなので、妙な夢だなあと思わされる。リステリンで口を濯ぎ、今日の昼はマクドかラーメンにしようと決めた。

1時からの美容室の予約に間に合うかギリギリの時間に美容室付近のマクドに駆け込み、ビッグマクドとサムライマクドとマックドおいもさんLと東京ばな奈とコラボしたアイスを注文。夢に見た食事って、こうじゃなかったよなあと思いながら、マッチで流し込んだ。

美容室には定刻丁度に着いた。こういう予約の際に、定刻より早くに訪れることに妙な抵抗感がある。「13時に予約したはったのに、えらい早いお着きでんなあ」と嫌味を言われそうで、時間ピッタリでないとドアを開けることができず、店の周りをぐるぐると歩くことが少なくない。

美容師は写真が好きで、店を訪ねる度に撮った写真を見せ合うことが恒例行事のようになっている。従妹らのポートレートを見せ、「お金取ってる?」「写真でやってく気無いの?」「生活さんより下手なプロ、いっぱいいますよ?」等と煽てられた。

美容師はわたしが性行為の中に写真撮影を組み込んでいることを面白がってくれている。撮影の為だけに脱いでもらうことにはあまり興味はなくて、日々の中で自然に生じる営為の様子を収めたいことと、性行為の後にしか見ることができない表情があるように感じており、それを収めたいと説明したところ、「深いっスね〜」と言われた。ほんまに思ってるか?

薬剤を馴染ませる間に、高橋マリ子の『太陽とハチ蜜』を差し出された。数年前にもこの美容師の蔵書を読ませてもらい、即日Amazonで購入したことを伝えようかと迷ったが、面倒になって「あ〜これ久しぶり!」と言いながら鑑賞した。夏祭りのショットが好きだ。

髪型について、髪質的にツイストパーマが似合いそうだと言われた。似合わないわけではないのだろうが、ツイストパーマらしい振る舞いを獲得することはなかなか難しそうだと言ったところ、「確かに、今の生活さんを好きそうな人とは合わないかもしんないっスね〜」と言われた。その通りだと思う。40歳くらいになったらやってみようかな。

施術の最後に、ピンクのエクステを付けてもらった。

ポニーテールの束から明るい色が見えたら楽しいと思うんですよね〜と言ったら、鮮やかなピンク色とくすんだピンク色と水色の毛を提示され、一番馴染みそうなくすんだピンク色を選んだ。チップではめ込む方式なので外れやすいらしいが、しばらくはツーブロピンクインナーポニテおばさんとして過ごしてみようと思う。髪が黒一色でなくなるのは10年ぶりとかだろうか、心が躍る。

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美容師のInstagram 見てね

美容室に行っても、特別楽しい用事が控えているというようなこともなく、帰っていつものように天井を眺めている。美容師には「セックスの予定が入ったら、前日夜にカットだけはできるんで言ってくださいね!」と言われている。5年の付き合いによる信頼とナメられのミルフィーユを感じる。

f:id:Halprogram:20220428232049j:image2019年4月28日 おばあちゃんの家で余っていた袋ラーメン「おいしないから食べて」と言われて出されたが、刻んだキャベツや卵を乗せてもらったお陰でおいしくいただけた

おわり