明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

220516

セクハラが欠勤し、激ヤバ新入社員とキショバカ無理上司とわたしの3人で勤務した。最早ディテールを思い出すことも叶わないが、始終薄らと頭が痛かった。激ヤバが東京卍リベンジャーズのマイキー?のコスチュームを持ってきていたので、それを着せられた。着たくなかった。激ヤバのサポートをしていたら自分の業務が終わらなかった。バイトの話をしようとすると思考が鈍になる。この辺りでやめにしよう。

見ず知らずの人のブログが面白い。より正確に言えば、日記のような投稿を読むという行為が面白い。書いている人とは、九分九厘人生において交わることが無いだろうに、1日の出来事に何を思ったかを一方的に知ることができる。この非対称性が面白い。その為、内容自体はかなりどうでも良くて、昼に何を食べておいしかっただとか、テレビで誰それが面白かったとか、そういう質感のもので十二分に満足ができる。

Hatenablogのアクセス解析によると、このブログは月に2000弱のアクセスがあるらしい。1ヶ月に大体30件投稿しているとして、1件あたり60程度のアクセスがあるはずなのだが、ツイートアクティビティを見る限りそんなに読まれているようには到底思えない。投稿にタグ付けもしていないので、Twitter以外からのアクセスがあるようにも思えない。誰が読んでいるのか、本当によくわからない。わたしのような悪趣味な人間が、「クソザコナメクジが毎日飽きもせんとおもんないこと書いとるで〜(笑)(笑)(笑)」と思いながら読んでいたりするのだろうか。

いい感じの写真ブログを探しているのだけれど、なかなか見つからない。個人のブログだと機材自慢のような文句がつらつらと並び、Instagramだと気色悪いハッシュタグがモリモリ添えられていることが殆どだ。そもそもInstagramは、写真を鑑賞するプラットフォームとしてあまり好きではない。他の投稿に埋もれていくスピード感や、他者からの評価とすぐに結びつけるような風潮が、どうにも落ち着かない。もっとこう、写真集のような、ただ写真を味わうだけのブログを読みたい。写真集を読めばいいのか。

男の写真を撮りたくないわけではないが、素朴に女の方が美しいという価値観をインストールしてしまっていることと、最早仲良くしてくれる男が現存していないことから、女の子の友達ばかりを撮らせてもらっている。わたしの友達は皆魅力的な人なので、こちらの技量と別でそれなりに見れる写真になることが多い。高い肉はどう調理しても美味しくなるみたいな、そういうのと同じ構造を感じる。写真、上手になりたい。

バイト帰り、同期と電車が一緒になった。月末のデートが楽しみで、生活の張りになっているらしい。一昨日で交際を始めて半年になるが、未だに好きだと言われていないことが不安なのだそうだ。奥手な彼の手を交際相手の方から繋いできたことがあり、態度では示してくれているのだが…とのことであった。同期さんからも態度で示せたら、相手も言葉にしてくれるかもしれませんね〜等と言いながら、次のデートプランについてあれこれ話した。2人とも料理好きとのことで、レンタルキッチンデートも検討したことがあるそうだ。院生室でホットケーキを作った時は楽しかったというエピソードを聞き、わたしも院生室でファミマのおつまみ焼豚をマッチで炙り「直火で焼き直すとおいしい!!!」と同期(バイト先の彼ではなく、修士課程のそれ)と一緒に感動したことがあったな、と比べ物にならない程度の低い調理をしたことがあったのを思い出した。同期の院生室での調理思い出話を聞かなければ、一生思い出すことがなかったであろう記憶に触れたことで妙に感慨深くなり、ついお礼を言ってしまった。そんなことでお礼を言われても…と、困惑と半笑いのミルフィーユを同期は作り上げていた。

生活の中で起きた出来事と、抽象的な雑感の順序をごちゃ混ぜにして書いてみたが、あまりしっくり来なかった。カルテにSOAPを記録する際は、分類を跨がず順序を整えて書くようにと指導されたことを思い出す。

f:id:Halprogram:20220516232655j:image2015年5月16日 出演作の撮影の合間に

おわり