明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

220723

有給を消費して無の1日を過ごす。特別休みたかったわけではないものの、休めたから休んだ。残有給3.5日、使い所が今ひとつよくわからないまま消えていった有給達、さようなら。

今日は昔の友達の誕生日だ。先週の土曜日も昔の友達の誕生日だった。休日になったお陰で思い出せた。思い出したことで何があるかと言われると、寂しさ以外には何もないのだが。

夕飯に鰻丼を出してもらった。「あんたは水無月も食べたがるさかい、土用の丑の日も鰻食べたいやろ思て」とのことだった。居候の身でそんなんよう思わんで……と内心でこぼしながら、ありがたく頂戴する。おいしい。いつだったか、父方の祖母と高島屋に入っている鰻重の店に行ったことがあったが、アスペルガーを思わせるトンチキババアと義務感で食べた高い鰻とは比べ物にならないおいしさが、スーパーで買った鰻の鰻丼にはあった。「錦糸卵がな、今日はグズグズやな」おばあちゃんが言った。「そうかな?とてもおいしいよ」と応じた。食事は何を食べるかもさることながら、誰と食べるかがとても大切だと改めて感じた。

おわり