明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

大晦日とはいうものの……

終わった思い出話はまあ割と書けるのだけれど、現在進行形のウェットな出来事なり情動いうようなものを書くのは下品な気がして、最近はあまり何も書けていなかった。ウェットなもので満たされていたかと言うとそうでもなく、11月の振られを起点としたナーバスが最近になってようやく落ち着いてきたような、そんな具合なのだと思う。好きになった人に好きになってもらうってめちゃくちゃ難しいことなんだなと、そういうのを近頃は感じている次第でして、ええ。なんかもう、ギリギリ下品にならないように書いてるつもりだけれどもう下品やな。ここで終いや。

3月にhatenablogを開設して以降、ほぼ毎日何かしらを書いて投稿していたので、それらを参照すれば去り行く年がどのような表層をしていたかは容易に思い出せそうなものなのだけれど、それではなんだか味気ないので寝る前になんかこう、ダーッと書き起こしてみようと思う。

・振られた。振られるってあるんだ〜と思った。今まで振る振られるみたいなことが明確になる関係を殆ど持っていなかったから。顔だけで色恋風のことをやっていたんだろうな、これまでは。好きになった人に好きになってもらいたいというような、これまであまり感じたことのない感情に突き動かされて、御しきれない部分のあまりの大きさにかなり戸惑った。生きている感じがする苦しさでもあり、まあこれはこれで……という気もするが。苦しくなくなりたい。

・資格更新の研修を受け始めた。ポイントの登録をまだやっていない(やろうね)けれど、この調子でいけば院卒低賃金労働が向こう7年はできる。いや、低賃金は辞めた方がいいのかもしれない。あーしって常勤になった方がeっすか?今の職場では事務仕事が増えるだけなのであまりやりたくないですが……いい仕事があったら東下りしてもいいかな、と最近では思う。いい仕事があったら教えてください。

・国家資格が取れそうな雰囲気があったのに、取れなかった。受験資格の再検討の要項を満たしていたので母校の事務に電話をかけたら、「確かにwebサイトに書かれた要項は満たしているが厚労省に尋ねたら記載外の条件でおじゃんになりました」と言われてめちゃくちゃにがっかりする。公認心理師があればやれる仕事も増えるんだがな、あんなん学部卒でも取れてまう医者の下請けやからな、と酸っぱい葡萄が熟成していく。酸っぱい葡萄が熟成するとはこれ如何に。厚生労働省しばくぞボケがよの気持ちです。今思い出しても腹立ってきたな。

・専門外来に通い始めた。元からやんわりとその気はあったが、コロナ禍で強迫傾向がしんどくなり、専門医の世話になることになった。お陰で随分とマシになって、この前の検査ではもう少しで部分寛解のカットオフ値に届くところまできていた。この調子でやっていきたい。来年にはしっかり寛解したいねんけどな、こればっかりはなんともな。主治医はんおおきに。

・えらいもんでほぼ毎日書いているhatenablog、1行で済ませる日もそれなりにあったが、自身の内側で湧き起こったものがどのような手触りであったかを精緻にする機能は幾分か果たしてくれたように思う。書いていると生きた気がする。どこまでを人に読まれてもいいものとして書くかには未だに悩むが、これで友達失くしたらそれはもうしゃーないか。いや、しゃーなくないか。わからん。仲良くしてね。

・父親に実家を追い出される。休む年度にすると決めていたので貯えに乏しく、母方の祖母の家に居候させてもらう。父親に限らず、原家族との関係には難しさを感じていたので、彼らから逃れることで本当に気が楽になった。祖母には感謝の念が尽きない。

・もう二度と会うことは無いだろうなと思っていた友達との交流が復活した。これは本当に嬉しかった。そういう人が何人かいた。空白の期間が醸造させた味わいのようなものがあったように思う。相手もそのように感じてくれていて、今後も関係が続けばこんなにも嬉しいことはない。もう二度と会えそうにない人もできた。こんなにも悲しいことはない。

SIGMA fp L、SIGMA dp2 Quattro、Nikon1 AW1をお迎えしまして、ええ。いい写真は撮れただろうか。もう当分カメラを買うことは無い気がする。コンパクトフィルムやレンズは欲しいが。

・写真を撮った人に喜んでもらえることが何度かあった。めちゃくちゃ嬉しかった。また撮らせてね。

・相互フォロワー主催の同人誌にテキストを寄稿した。エッセイっていうんですかね、ああいうの。よくわからないけれど、書いた。出来はわからん。読んだ人がいたら感想教えてください。楽しい体験ではあったので、またそういう機会があったらいいな。

・BLEACH2期が期待以上の出来だった。夜中に起きてアニメを観るのが日々の楽しみになるの、高校生の頃以来ですわよ。なんちゅうか、クロスカッティングやVOが効果的で映像として楽しいのもさることながら、メディアミックス作品として原作の世界観が原作者のお墨付きかつ現在進行形で拡張されていくというのが体験としてとても新鮮だった。BLEACH EX.もよかった。原画展、行けば案外楽しいものなんだな。BLEACH電子書籍を買ったことでBLEACHセラピー(日々の苦しさをBLEACHを読むことで癒す)が容易になった。

・PAMEO POSEの服を買った。似合いそうなものがわからなかったのでずっと買えないでいたが、初めて似合うものを見つけることができた。からし色のトラックジャケット、秋のお洋服だわね。

Twitterのスペース機能を活用するようになった。Twitterの人とお喋りする機会が増えた。良かったのだと思う。

・友達が結婚的なことをどんどんやっていて、出産的なことをやっている人もいて、いるなあと思った。おめでとうと喉は震えるけれど、内心苦しくて仕方がない。自分が手に入れられるかわからない幸福を手にしていることが羨ましくて仕方がない。醜い。

・エクステをつけた。霞んだピンク色の毛束がいくつかあった。手入れが面倒で辞めてしまったが、つけた当初の気分の高揚は今までに経験したことのないものだった。ただ、イケてる髪色に見合った容貌を常に保たなければならないことがしんどかった。派手な髪色は容姿をきちんと整えないと見ていられない。風呂場や寝起きの自分を鏡で見るのが本当に嫌だった。

・質問箱的なものを開いたら好きな作家からメッセージを貰えた。これはとても嬉しかった。いつかお話しできたらいいな。

・大阪の生活史の聞き手に落選した。端的に実力不足だった。

・あのが売れた。あのちゃん、こういう風に売れたかったんですか?あなたが満足できているならわたしは嬉しいです。ゆるめるモ!として活動してくれてありがとう。

こんな感じだった気がする。こんな感じで合ってますか?年が明けたら確認しようと思う。