明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

230220

お流れになった院生ちゃんの歓迎会の代替会を一対一でやった。こう、表面的な感触としてはかなり楽しんでくれていたように思う。しかし、わたしが彼女に対する、というか彼女に限らない他者への信頼感が低いから、気ぃ遣って楽しい風で喋ってくれたんやろな、という塩梅の印象が強く残っている。恐らくそんなことはないのだろうが、なんだかな。

好きな音楽を尋ねられ、「好きなものの中でも一般によく知られたものを取り扱うことで場の盛り上がりを取るか、真に好きなものの話をして自身の考えの断片をあなたに伝えることを取るか、今それで逡巡してる!」というような返答をした。彼女はセブンティーンという韓国のメンズグループが好きらしい。

何の話をしたんだっけかな。心理療法の話を結構した気がする。「失敗からしか学べない」みたいなことを言っていたので、それってめちゃくちゃセラピューティックやねえみたいなことを言うたような気がしている。

しかしなあ、なんかええ感じの鶏肉を出してくれる店に行ったのだけれど、殆ど食べなかった。コミュニケーションに重きを置いて、食事が二の次になる。誰かと一緒でないとこういう店に行くことはないが、誰かと一緒だと食べることそれ自体に集中できない。鶏のタタキとか炙りなんちゃらみたいなの、もう少し食べたかったな。いつか一人で行くか。

楽しかったはずなのに、楽しんでもらえたはずなのに、なんだか手応えがない。なんなんでしょうね。

おわり