明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

230714

職場1で交換ノートの順番が回ってくる。書く内容には特に困らない。直近のはてなブログで書いたことを思い出し、その場で思いついたことを適当に追加して書く。シームレスダウンはどこにも隙間が無いように見えるのに何故使い続けるうちに羽毛がはみ出てしまうのか?みたいなことを書いた。問題は内容ではなくレイアウトやデザインだ。絵しりとりのコーナーがあり、それ用の絵を描くスペース以外の空白全てをテキストで埋めてしまっている。このはてなブログのデザインからもわかるように、字をギチギチに詰めることでしか形を作る術を知らないのだ。加えて、雑談の中で日々のディテールを意識的に開示することを不得手としている自認があり、ここぞとばかりにテキスト上で開示を行なってしまうというのも重なる。パートナーに自身が書いたページを撮った写真を送ったら、笑われてしまった。「嘘数独(問題として破綻している数独)コーナーを作ってはどうか?」「無意味に鳥を8羽描き、"鳥8"と添え書きして空白を埋めてはいかが?」と提案されて、この人のこういうところが好きだと思う。

監督と撮影哲学や機材の話をする。スチルへの関心が出てきたようで、既存のEマウント資産が活用できて30分制限無しに4K映像が撮れるカメラとしてαシリーズを考えていたらしいが、話の中でFoveon機のdp Quattroシリーズに強く惹かれたようだった。正直なところ、Quattroセンサーが現行のBayerセンサーに対して画質面のアドバンテージを有しているとはあまり感じていなかったのだが、監督はquattroの描写を絶賛していた。そんなに違うものなのか。うちが12bitRAWで撮ったものも褒めてくれていた。これを14bitで撮ったらどうなっちゃうんだろうね。カメラを搭載したドローンを購入した為に、すぐにとはいかないがdp3 quattroを買いたいと監督は言っていた。買うんかな、買ったらおもろいねんけどな。しかし、うちがカメラのカの字もわからんかった頃に出演作で監督してた人が、うちがカメラについてああだこうだ言うてるのを興味を持って真摯に聞いてくれるいうのは感慨深いものだわね。

おわり