明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

230730

今日も今日とて寝倒してもうた。睡眠負債を取り返すだけで休日が終わる。

『ハッピー・マニア』をちょろちょろと読み進める。重田程ではないにしても奔放な性をやっていた者としては、なんというか沈みゆく泥舟であると知りながらも破滅的な暮らしがやめられない感じが懐かしく、愛おしく、寂しく感じる。しかし、これはまだ裕福な時代の物語だよなあ。1995年連載開始って、うちと同い年やんか。ブランド物の扱いや就労にまつわるカジュアルさが、今の貧しい日本では少し想像し難い。いや〜しかし面白いな。これを読んでいるといいセックスがしたくなる。

f:id:Halprogram:20230730220514j:image安野モヨコ『ハッピー・マニア』3巻136頁

おばあちゃんと沖縄土産の紫芋タルトいうのを食べた。特別感動するようなものではないが、おいしい。旅行の土産話を聞くに、おばあちゃんは沖縄に対して開放的なイメージを持っているっぽい。まあそらそうか。沖縄は抑圧され続けている街で〜みたいなことを旅行を楽しんできた後期高齢者に言うのもなと思い、そうなんやねえと相槌を打つ。足腰が弱りつつあるにも拘らず、遠出ができたことが嬉しかったようだ。元気に行って帰ってきてくれて、本当によかった。

土用の丑の日やいうことで、鰻の蒲焼を丼でいただく。「スーパーの鰻やからあんまおいしないかわからんで」とおばあちゃんは言っていたが、中々どうしておいしかった。おばあちゃんも同意してくれていた。しかし、実家にいた頃は何を食べても今ひとつ味がしなかったのが、おばあちゃんといると本当に美味しく感じるので不思議だ。頭が下がるで。

X(Twitter)(芸能人のSNSの投稿を紹介するだけのコタツ記事でこのような表記がなされていてウケたので真似た)でスペースを開いたら岸先生が来て(!)近況報告等々をした。「『所有とは何か』買いました!『にがにが日記』楽しみにしています!」ってどこかで言うつもりしてたのに、すっかり忘れてしまっていた。岸先生に言われたことを覚えてますよ〜と言うたら「よく覚えてるなあ」と言われた。ファンやから覚えとるんですがな〜言うた。もしかしたら京都出るかもしれませんわ〜言うたら京都いる間に京大おいで言うてもらえた。嬉しいねえ。シュッとした写真撮らしてもらいますワ。スペースを切り上げて、おばあちゃんの沖縄旅行の話を聞いたことが布置のように思えた。

夜に友達から電話がかかってくる。嬉しいね、本当に。

After Down

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  • Federico Fleres
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鍵アカウントからの引用RTがいくらかついていて、それ自体はまあ仕方ないとして、相互フォロワーとのリプライにまで引用RTがついていて気色悪かったので、Twitterをしばらく非公開にして運用することにした 「涙目敗走w」とか言うて(今時のニコニコ動画的なノリの人達もこういう言い方をするのだろうか)仲間内でひと盛り上がりしてスッキリもらえたらよいのだがな

おわり