明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

230901

京阪のダイヤが変わっていることをすっかり失念しており遅刻する。職場1の新ボスはこういったミスに寛容でありがたいが、なあ。職種上言うたらあかんやろいうようなことを平気で言うのがな。気の良さと鬱陶しさが混在した親戚のおっさんみたいな感じ。難儀やね。

新ボスの歓迎と院生ちゃんの送別を兼ねた会に出席しませんか?と激ヤバに言われたものの、4年目がいるのはな〜というのと土曜日か〜というのと主賓の1人である院生ちゃんが出席できない日程とのことで、お見送りさせていただいた。バイトとはいえ当人に予定聞かんと話進めたらついで感が露骨であかんやろ、かわいそうに。不憫な気がしたので院生ちゃんと激ヤバとうちの出勤が被る最後の日に食事に行きましょうと提案し、そのようにする運びとなった。なんか言い出しっぺ(そもそも送別会の話をしだしたのは激ヤバなはずなのだが)のうちが店を決めることに、激ヤバに任せると妙なチェーン店になりかねないのでええけども。その場で適当な店を見繕い予約した。外してないとよいが。

帰りしに激ヤバからどういう本読んでるんですか?と尋ねられる。激ヤバは辛うじて大卒ではあるものの、手紙の宛名の書き方を知らなかったり一次関数も解けなかったりとにかく語彙が少なかったりと、知的に際どい部分がある為、どのように話したものか悩む。江國香織をイメージしながら、エッセイとかですかね〜と印象に残っているエピソードの具体例を添えながらいうと「嘘だ!そんなんだけでこんなに語彙は増えないでしょう!」と全方面に失礼なことを言われる。なんというか、最初から思ってるイメージがあるんだろうな、この人は。ほんならご期待に応えよかいうことで、社会学や哲学や心理学の入門書を読むことがしばしばありますね〜いうたら「おお〜」言われた。「休みの好きなことできる時間を勉強に使うなんてすごいですね」と言われてしまったが、勉強という感じで読んではいないのでなんだかなという感じ。結果的に拙いなりにも視野を広げることになる場合もあるが、なんやろな、ストイックな勉強ではないので勉強と言われると変な感じ。「今度どんな本読んでるか見せてください!」と言われたので、次の出勤時に千葉雅也の『勉強の哲学』を渡すつもりをしている。お気に召すとよいが。

おわり