明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

231026

Twitterのトレンドから2ちゃんまとめブログの記事に飛ばされて、カスみたいなテキストを読む。臭いものを嗅ぎたくなる時というのはたま〜にあるもので、そこからアンテナサイトを経由してあれこれ読んだ記事の一つに、オモコロの人が書いたものがあり、なんというかそれがまあ面白くなくてすごかった。

なんというか、バイタリティは凄いのだけれど、文体とか、落とし方とか、全てが気色悪い。ギズモード・ジャパンに近い気持ち悪さがある。『広告化社会の繁殖する柔らかな文体』という名文があるが、あれで指していたものよりもウケ狙いな分また違った厳しさが増しているように思う。

この気色悪さは何なんだろう。別に目的のものを見つけられなかったから面白くないわけではない。ディテールの陳腐さとか、葛藤のショボさとか、自分を狂人と称するしょうもなさとか、協力者の妙な持ち上げ方とか、自分がイメージするオモコロ的面白くなさがギュッと詰まっていて、それが気色悪かった。

オモコロの全部が面白くないと言う気はない。ポテチ光秀の漫画とか、面白いと思わされることがあるし。しかし、なんかな、なんなんやろね。こういうのを面白いと思う人がいるからメディアとして続いているのだし、そういう人がそう思うのは好きにしたらいいし、うちも嫌いでいいんだよな。この嫌いのディテールをもう少し精細にしたいので、また気力があるときにオモコロの何かしらには触れてみようと思う。

トークサバイバー2』を観る。ドラマと並行してエピソードトークの披露を求められる場面があり、芸人が適宜アドリブでトークを行い、最も面白くなかった者が1話毎に脱落しドラマ中で死を迎えるという構成になっている。これがとても面白い。笑いとドラマの境界の曖昧さと、ドラマパートの気合いの入りようがキス我慢選手権の劇場版みたいだな〜と思ったらプロデューサーが佐久間宣行でやっぱりか〜となった。曲もサンボマスターやしな。そして餅は餅屋というか、芸人は人を笑わせるプロだなあと思わされる。ネットを中心に面白の活動している人よりも、対面で笑わせている人の方が強いんじゃないか。芸人社会のマチズモが気色悪いと思わされることが無いわけではないし、昨今の芸人を過剰に持ち上げるノリもちょっとしんどいけれど、やっぱ大抵の人は敵わんよ。

アルピー平子って演技上手いんやね 知らんかったわ

恋人の通院が明日にあり、本人の診察時の発言が医者に病状を過小評価させているように思えた為、簡単に本人の病状の客観的事実とうちから見た主観的な評価をメモし、医者に渡してもらうことにした。1時間程で書いたので抜けも多いだろうが、とりあえずやれることはやった。医者に伝わるものがあればいいが、果たして。

笑っておくれ

笑っておくれ

おわり