明るい生活の暗い日記

スピードが足りない

240107

ZOZOTOWNで買ったbeautiful peopleのバケハが届く。黒のバケハはHAREの安いのを持っており、まあ別にあれでもええわと思っていたが、USEDで程度の良いものが比較的安価であったので買ってみた。が、いまいち違いがよくわからない。beautiful peopleのタグ(マルジェラの逆みたいなやつ)にお金がかかっているんじゃないかとさえ思うが、高過ぎる買い物ではなかったのでいいことにする。

ファッションって、難しい。インポ!ドメ!みたいな金かけまくったおしゃれもあれば、ファストファッションでプチプラコーデみたいな派閥もあるし、デザインの模倣と程々の品質でやっていく中価格帯のセレオリでファッションに対する目配せはしてるんですよみたいなポーズとしてのおしゃれ(根性がおしゃれじゃない)も幅を利かせている。うちは完全に最後のやつなんだよな。久しぶりにZOZOTOWNを使ったので、ついでにWEARと連携させて今も着るワードローブを確認したら、MAISON SPECIAL!UNITED TOKYO!STUDIOUS!みたいな感じで、本当に根性がダサかった。

ワードローブを恋人と分析し、ボトムスに興味が無さすぎるということを言われた。UNIQLOと適当なセレオリのスキニーと、袴のようなシルエットのものと、adidasのトラックパンツしか殆ど着てないものね。靴に至ってはDr.Martinの3ホール一辺倒。昔はオールスターやスタンスミスも履いたんだがな。マーチンが安価かつ頑丈なので、もうこれだけでいいかと思ってしまっている。本当はトリッカーズとかフレッドペリーとか履いてみたいんだがな。まあお金がない。

理想を言えばエディ期のサンローランのようなタイトなシルエットのものを身に纏いたいが、20代も終盤に差し掛かり努力無しには体型維持ができなくなったことと、ビッグシルエットの流行が存外長く続いてしまっていることから、うちが買えるような中価格帯までデザインが降りてこず、中々着用の機会に恵まれない。参ったね。結果として、派手な柄をガツンと一点差してそれ以外は黒で纏めるみたいなコーディネートばかりになる。つまんねーの。

ラジオから『買物ブギー』が流れる。「わしゃ聞こえまへんのところはな、昔はつんぼ言うてたんやけど、後になって録り直してるねん」とおばあちゃん。老人は色んなこと知ってておもろい。

夕飯にお粥を出してもらう。少し前まで七草が198円で買えたのが、今では500円もするとかで、そんなんアホらしいいうことで菜葉のお粥さんに。まあこういうのは気のもんやしね。ありがたくいただく。しかし、ナズナがぺんぺん草の正式名称と知ったときの驚きといったらなかったね。いくつの時に知ったんやろか、もうよう思い出しませんわ。

買物ブギー (1955年 Ver.)

買物ブギー (1955年 Ver.)

  • 笠置シヅ子
  • 歌謡曲
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

おわり